1950代に役者を志し、芸歴60年を超えても現役の山本學さん。
「怪優」と称されるくらいの存在感を放つ山本學さんの子供や兄弟はどのような方なのでしょうか?
調べていこうと思います。
まさか、あのドラマに出演していたとは、意外でした・・・
目次
山本學の子供はいる?息子がいるという噂が?
山本學(やまもと がく)さんは1937年、大阪府生まれ、東京育ち。
1960年代後半に劇団の同期だった水野久美さんと結婚しますが、3年ほどで別れてしまいます。
水野久美さんは「ゴジラ」シリーズをはじめとする数多くの東宝の特撮映画に出演して、今でも根強いファンがいるそうです。
水野久美さんと別れた山本學さんは、1970頃に一般の方と再婚し、2007年に死別するまで一緒にいたそうです。
山本學さんにお子さんがいるかどうか「子供」「息子」「娘」等の言葉と合わせて調べてみたのですが、残念ながら、お子さんがいるという情報を得ることができませんでした。
ですが、なぜか「息子がいる」という噂が絶えないようなのです。
おそらくこれは最初に結婚した水野久美さんが再婚し、男の子が生まれたため、その男の子を山本學さんの子供だと思われているせいだと考えられます。
ちなみに、水野久美さんの息子さんは「水野純一」として俳優などの芸能活動をしていました。
水野純一さんの現在の年齢は43歳になります。
山本學には兄弟(弟)が2人いた!名前や画像を見てみよう!
山本學さんにはふたりの弟がいて、ふたりとも山本學さんと同じ俳優として活躍しています。
ふたり兄弟でふたりとも芸能界で活動しているというのはよく聞きますが、3人兄弟で3人とも芸能界で活躍しているというのはあまり聞きませんね。
アスリートですと、ボクシングの亀田3兄弟や体操の田中理恵さん、兄の和仁さん、弟の佑輔さんの田中3きょうだい、フィギュアスケートの本田真凛さん、望結さん、沙来さんたち姉妹と何組かいるのですけどね。
次男:山本圭
次男である山本圭(やまもと けい)さんは1940年生まれ。
山本圭さんの現在の年齢は41歳。
大学を中退して劇団の養成所に入り、研究生だった1962年にデビュー。
1966年に放映されたテレビドラマ「若者たち」で脚光を浴びる一方、シェイクスピアなどの舞台俳優としても知られています。
「ひとつ屋根の下」シリーズのおじさん役など、物語で重要な役を担うバイプレイヤーとして出演することが多いそうです。
三男:山本亘
三男の山本亘(やまもと せん)さんは1943年生まれ。
山本亘さんの現在の年齢は76歳。
成蹊大学を卒業した後も桐朋学園短期大学で演劇を学んできたインテリ系だそうです。
お兄さんたち同様、目立った役はそれほどありませんが、映画やテレビドラマでそれとなく存在感を示す役を数多く演じてきています。
また、声優やナレーションといった声の仕事をすることもあるそうです。
山本學の若い頃の画像がこちら!
1956年に大学を中退し芝居の道に進んだ山本學さん。
それから2019年現在まで現役を貫き通し、数多くの映画やテレビドラマ、舞台に出演しています。
年齢を経るごとに、年相応の役を演じることが多いようですが、若い頃にはどのような役を演じていたのでしょうか?
画像と共に見ていきましょう。
1973年に放映された伝説の高視聴率テレビドラマ「ありがとう」に千葉広道という医者の役で出演していました。
ひょっとしたら、この時の演技がのちの山本學さんの役者人生で最大ともいえる役にめぐり会うきっかけになったかもしれません。
また、1980年代から90年代にかけて、歴史ある薬用酒のCMに起用されていました。
こちらはおそらく、医者の役を演じることの多かった山本學さんが勧めるお酒だから効能が高いというイメージを抱かせる目的があったのでしょう。
山本學の出演作①白い巨塔
山本學さんの名を一躍有名にした作品のひとつが、1978年から1979年にかけて放映された山崎豊子さん原作の「白い巨塔」です。
「白い巨塔」はふたりの医者を中心に繰り広げられる医療ドラマで、山本學さんが出演したものでも3回目の映像化。
山本學さんが演じたのは、田宮二郎さん演じる野心の強い外科医財前五郎に対する、患者のための医療に従事する優しき医師「里見脩二」です。
当時撮影された時は、田宮二郎さんの精神的な病の影響に振りまわされ、やっとのことでクランクアップしたそうです。
また、ドラマが放映されているときに田宮二郎さんが自ら命を絶つというショッキングな話題も相まって、最終回に30%以上の視聴率をたたき出しました。
演じた役のインパクトが強すぎて、俳優さんと役との区別がつかなくなる視聴者が出ることがしばしばありますが、山本學さんも里見脩二の影響で、わざわざ地方での公演にやってきた年配の女性に「診察してほしい」と頼まれたことがあったそうです。
山本學の出演作②下町ロケット
2019年現在、山本學さんの出演作で記憶に新しいのは、2018年の秋~冬ドラマの「下町ロケット」です。
阿部寛さんが下町の町工場の社長役を務め、大企業やライバル会社と技術力で戦っていくさまは非常に格好いいものでした。
山本學さんは、この作品で阿部寛さんの会社を退職し、農家を継ぐことにした立川談春さんの父親役でした。
昔ながらの農業にこだわり、阿部寛さんらが提案する自動農業ロボット(人工衛星からの位置情報をもとに、自動で畑を耕したりするトラクター)に異を唱えるものの、最後には阿部寛さんの情熱にかけることにしたという役柄でした。
長年の経験から、台風が来る時期を見極めたり、「やはり自然にはかなわない」と不作についても潔かったりと、本当にこのような農家の方がいるのではないかと思わせるほどの迫真の演技でした。
正直、「どこの農家のおじいちゃん?」と思うくらいでした。