日本の言語学者である金田一秀穂さん。
金田一秀穂さんの子供である金田一央紀さんと、金田一ゆいさんについてまとめました!
金田一秀穂の子供について
国語辞典の監修を務めた金田一春彦さんの息子という立場で産まれた金田一秀穂さん。
また祖父は日本のアイヌ語研究の本格的創始者である金田一京助さんです。
そのプレッシャーにも負けず、大連外国語学院、コロンビア大学などで日本語を教え、ハーバード大学客員研究員も務め、父、祖父のビックネームに負けず劣らずの人物となりました。
最近はクイズ番組などでもお見掛けしますよね。
そんな金田一秀穂さんには2人のお子様がいらっしゃいます。
ここからは2人のお子様についてご紹介していきます。
金田一秀穂の息子・金田一央紀について
金田一秀穂さんの長男・金田一央紀さんは、同志社大学を卒業しその後イギリスのCentralSchool of Speech and Dramaへ留学しています。
やはり金田一家の血筋を受け継ぐ立派な学歴です。
ですがイギリスのCentralSchool of Speech and Dramaへ留学した際、金田一央紀さんは人生の転機となる演劇と出会います。
MAを取得し本格的に演劇を学びました。
そして帰国後は舞台やミュージカルの演出助手を務めながら、演劇にのめり込んでいきます。
何不自由ない家系に生まれ、その道筋も出来ていたはずの央紀さんは、自分の人生を演劇という道にシフトチェンジしたのです。
ですから下積み時代は苦にならなかったのではないでしょうか。
現在は、演技のワークショップを開催したり、作品を発表しています。
央紀さんに肩書きをつけるのなら「演出家」ということになるかと思います。
金田一秀穂の息子・金田一央紀はクズ?
考えれば明治時代から続く言語学者一家の金田一家。
金田一秀穂さんの息子・金田一央紀さんには相当な期待を持たれていたと思います。
ですが央紀さんは演劇の世界へいきました。
年収は100万円。
貯金は951円。
35歳になった今でもお父様の金田一秀穂さんから援助を受けているそうです。
央紀さん自身も3代続いた金田一家を継がなかったことに、多少の後ろめたさは感じているようです。
周りからはクズ呼ばわりされている央紀さんですが、自分のやりたいことを貫くことってなかなかハードです。
金田一家の名前に泥を塗った犯罪を犯したわけでもありませんし、ブレずに演劇へ没頭することはある意味いい加減時代の流れを読めよ!という央紀さんの気持ちを表しているのではないかと思います。
金田一秀穂の娘・金田一ゆいについて
金田一秀穂さんの息子さんは演出家になられましたが、娘の金田一ゆいさんも学者の道へは進みませんでした。
ゆいさんは和菓子職人を目指して修行中なんだそう。
ゆいさんも学者の道には進まなかったようです。
ですが考えてみれば、金田一秀穂さんはニートだった時代もある人ですから、それから思えば息子さんも娘さんも、しっかり自分の選んだ道を歩んでいることは立派ではないでしょうか。
確かに演出家も和菓子職人も、学者の世界とは関係ない世界であります。
狭くなりそうな視野を広げて、自分の天職に出会えたことは幸せだと思います。