今回は女優の財前直見(ざいぜん なおみ)さんについてみていきましょう。
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財前直見の子供は息子が1人いた!名前は「凛太郎」
東亜国内航空(現・日本航空)の沖縄キャンペーンガールとしてデビューした財前直見さん。
ドラマ「六本木天使」で主演を務め、その後も多くのドラマに出演している女優さんですね。
美しいだけでなくその演技力も話題の財前直見さんですが、私生活では結婚していてお子さんがいらっしゃいます。
財前直見さんは2006年に第1子となる男の子を出産して、そのとき40歳という高齢出産で話題になりました。
お子さんの名前は「凛太郎くん」というようです。
息子・凛太郎の学歴
財前直見さんは出産後の約4年間、育児に専念するため芸能活動を控えていました。
財前直見さんは、2008年に東京から大分県に生活の拠点を移しました。彼女が大分への移住を決めた理由は、自然に囲まれた環境で子育てをしたいという強い思いからです。
大分市森町にある実家の隣に二世帯住宅を建て、そこで暮らしています。仕事がある時だけ東京に行き、終わればすぐに大分に戻るというスタイルを続けています。
財前さんは、旦那さんである本間欧彦さんと共に大分での生活をスタートしましたが、2011年に本間さんが北海道に転勤となり、別居が始まりました。
その後、心の距離を縮めることが難しくなり、2012年に離婚に至りました。財前さんは、子供の幸せを第一に考えながら、仕事にも全力で取り組む姿勢を示しています。
財前さんは東京に豪邸を持っていましたが、離婚後、その家を賃貸に出しています。10年更新料なしという契約からも、今後しばらく東京に戻る予定はないようです。
彼女は現在、終活にも取り組んでおり、大分での生活を続けるつもりであると考えられます。
彼女の実家は由緒ある家系で、財前という姓は紀氏を祖先に持つもので、家の墓地には国宝に指定されている宝塔があるそうです。そんな背景から、財前さんの穏やかな人柄が醸し出されているのかもしれません。
また、財前さんの息子である凛太郎くんは、大分市立別保小学校を卒業し、現在は中高一貫校である岩田高等学校に通っています。
2024年には高校3年生となり、進学の時期を迎えます。立命館アジア太平洋大学(APU)への進学も視野に入っている可能性があります。
息子・凛太郎はしっかり者!
13歳の息子さんが七夕の短冊に「世界平和」と書いたというエピソードは、しっかり者の成長を物語る象徴的なものですね。
多くの人が、特に子供の頃は、自分の欲求や夢を短冊に書くことが多いです。たとえば「お金持ちになりたい」といった願い事をするのが一般的。私も子供の頃に同じような願いを書いた覚えがあります。
しかし、息子さんは自分の願望を超えて、周囲や世界全体のことを考えて行動していることがこの短冊からうかがえます。そんな姿は、大人でもなかなか持ち得ないほどの視野の広さと優しさを感じさせます。
また、女優の財前直見さんがトークバラエティ番組『徹子の部屋』に出演した際に、息子さんからのお手紙を紹介していました。その内容も心温まるもので、彼女が日常的にどれほど自分のために頑張ってくれているかに感謝を表しています。
手紙には、学校に通わせてくれたり、食事を作ってくれたりする日々への感謝の気持ちと、もし失敗したときは謝る気持ちも素直に書かれていました。
そして、どんな時でも変わらない母への愛情が伝わり、母親を励ます言葉で締めくくられています。
このお手紙を読んだ財前さんは、思わず感動の涙を流したそうです。息子さんの成長を感じさせる手紙は、母親としての日々の努力が確実に子供に伝わっていることを証明しており、彼がどれほど周囲に対する思いやりを持って育っているかがよくわかります。
子育てエピソード
財前直見さんが息子の凛太郎くんが小学6年生の頃に取り組んだこと、それは「資格取得」でした。特に50歳を過ぎたアラフィフの時期に、彼女は短期間で6つもの資格を取得し、周囲を驚かせました。
その取得した資格は、メンタル心理カウンセラー、上級心理カウンセラー、行動心理士、シニアピアカウンセラー、終活ライフケアプランナー、エレガンスマナーというものです。
財前さんがこれらの資格をたった4ヶ月で取得した背景には、2つの大きな理由がありました。
1つ目は、父親がいない凛太郎くんに、自立した人生を歩んでほしいとの願いです。母親として自らが率先して行動し、息子に模範を示したいという強い意志が感じられます。
2つ目は、財前さん自身が、他の人の役に立てる存在になりたいという思いです。資格取得を通じて、誰かの助けになることができれば、彼女自身も充実感を得ることができると考えたのでしょう。
また、財前直見さんは大分県杵築市の実家に凛太郎くんや両親と共に住んでいます。現在、その実家は130年以上の歴史を持つ建物を取り壊し、洋風の新築住宅へと再建中です。廃材を再利用し、彼女自身も積極的に建築に関与しているといいます。
新しい家には、料理や農業体験ができる施設や露天風呂も併設される予定です。
息子・凛太郎に障害はない!何故「チック症」のワードが…?
財前直見さんの息子、凛太郎くんがチック症ではないかと噂されたのは、彼が日本テレビ系の番組『深イイ話』で紹介された際に、視聴者が彼の瞬きを見て疑問を抱いたことがきっかけです。
特に、凛太郎くんと財前さんが「ゲームの時間」について契約書を交わすというエピソードが公開されたことから、視聴者の中には、厳しい母親の教育方針が息子にストレスを与え、その結果としてチック症が発症したのではないかと心配する声も多く上がりました。
チック症とは、心身の成長過程で多くの子どもに見られる一過性の癖のようなものであり、大多数は成長とともに軽減するものです。
発症原因としては、脳の線状体の障害や心因が相互に関与していると考えられ、母子関係が要因とされることもありますが、最近では身体的な要因が重視される傾向にあります。
財前さんが凛太郎くんに厳しく接したことが一因とされましたが、根本的な原因ではなく、一過性の症状とされています。凛太郎くんが慢性的なチック症ではないことも指摘されていますし、今では症状は全く見られず、元気に成長しているとのことです。
また、財前さんは仕事のために東京へ出張することも多かったため、幼い凛太郎くんが母親の不在に対するストレスを感じた可能性もありましたが、現在は大分で共に暮らし、親子関係も良好であると伝えられています。
財前直見が結婚していた元夫・本間欧彦ってどんな人?
財前直見さんの元夫である本間欧彦(ほんま おうひこ)さんは、北海道札幌市出身の実力派プロデューサーです。1957年12月25日生まれで、2024年時点では65歳となります。財前さんより9歳年上です。
本間さんは札幌市立啓明中学校、北海道札幌南高等学校を経て、慶應義塾大学文学部を卒業。1980年にフジテレビへ入社しました。彼は、営業局や報道局を経験した後、1987年にドラマ制作部に異動。ここで「東京ラブストーリー」や「白線流し」などの大ヒットドラマを手がけ、一躍有名プロデューサーとなりました。
本間さんは、財前直見さんが主演した「スチュワーデス刑事」シリーズのプロデュースや演出も担当しており、これが二人の接点となります。2002年にはホームパーティーを通じて親しくなり、翌年の2003年に結婚しました。本間さんにとっては再婚でしたが、前妻の詳細については公にはなっていません。
結婚後、財前さんは2008年に子育てのため自然豊かな大分県へ移住。本間さんも当初は一緒に移住しましたが、2011年に北海道文化放送へ転勤したことで別居状態に。これがきっかけで夫婦関係が次第に冷め、2012年に離婚となりました。
本間さんはその後も北海道文化放送でキャリアを積み、2011年には取締役編成局長、2013年には常務に昇進しています。
本間欧彦とは政略結婚だったの!?
財前直見さんの事務所はもともと業界的には強い権力を持っていましたが、この結婚が政略結婚とも言われていました。
「財前の事務所はもともとフジと太いパイプがあったが、江角マキコも財前同様、フジテレビ社員と結婚し、より関係を強固にするための“政略結婚”では、と言われていた。
江角は第2子を出産し夫婦仲は安泰のようだが、財前の場合そうはいかなかった」(テレビ関係者)
2人は結局離婚してしまったので、いまとなってはその効力もないでしょう。
本間欧彦との離婚理由も気になる!
財前直見さんは離婚を発表した際、ファクスで
「北海道と九州の距離と、心の距離を、縮めることが出来ず、家族としての生活を維持する事が困難になりました」
と説明していました。
息子を出産してからすぐに夫婦関係は悪化し、大分と北海道という別居生活を送っており、離婚秒読みと言われていました。
約10年の結婚生活でしたが、夫婦の間に何があったのでしょうか?
財前は出産・産休を経て女優復帰したが、なぜかフジを避けるように他局にばかり出演したが、そのあたりが元夫の転勤とも関係していたと言われている。
「財前は40歳の高齢出産で第1子を出産し、第2子も望んでいたが夫が反対し、そのことが原因夫婦関係が悪化したとも言われている。
挙げ句の果てに別居してしまったため、財前の事務所との関係悪化を危惧したフジが離婚することを前提で元夫に北海道勤務を命じたようだ。明かな“左遷人事”だった」(同)
夫婦間の思いにずれがあったのですね。
さらにはテレビ局や芸能プロの意向も絡んでいたようです。
離婚後の財前直見
財前直見さんは、2012年に本間欧彦さんと離婚し、現在はシングルマザーとして息子の凛太郎くんと二人で生活を送っています。彼女は、自身の年齢を考慮し、早い段階でエンディングノートを作成するなど、息子に将来の負担をかけないように準備を進めていることがうかがえます。
若い頃にはテレビで大活躍し、母親となってからは子育てを最優先にして仕事を調整するなど、財前さんの人生は常に家族を大切にする姿勢が感じられます。近年では、資格取得に加え、誰かの役に立つことを目指して新しい活動にも取り組んでおり、その姿勢には敬服します。
女優業については、子育てや資格取得のために一時的にセーブしていたものの、2016年以降再び本格的に活動を再開しました。
NHKの『鴨川食堂』を皮切りに、2017年にはTBS系の『A LIFE〜愛しき人〜』、2019年にはTBS系の『月曜名作劇場「魔性の群像5」』や、テレビ朝日の『刑事ゼロ』などに出演し、再び精力的に女優としてのキャリアを積み重ねています。