劇団前進座の女優の今村文美さんを紹介していきます。
舞台女優・今村文美の子供は娘がいる?
「一期一会。作品との役との出会い、そしてお客様との出会い!新鮮に精一杯に!」 というスローガンのもとに活動している今村文美(いまむらあやみ)さんの祖父は、前進座の歌舞伎俳優藤川八蔵さんで、叔母にポーラテレビ小説「おりん」で主演をしていた女優のいまむらいづみさん。
兄は河竹黙阿弥の三人吉三巴白浪の和尚吉三など主演として演じ、近年は老け役も好評で芸達者な俳優でもあり、中村梅之助主演のテレビシリーズ『遠山の金さん捕物帳』では遠山金四郎を陰から支える密偵“飴屋の虎吉”役を演じ、『伝七捕物帳』では伝七の子分“かんざしの文治”を演じたことで有名な俳優の藤川矢之輔さん。
夫は山崎辰三郎さんと芸能家族の出身であり、今村文美さんはテレビドラマでは1978年に放送された「達磨大助事件帳」の 第25話「流転のかんざし」にて「おゆみ」役、1978年放送の「若さま侍捕物帳」の 第17話「参上!! 子ども鼠」や、1980年放送でかなり知名度の高い「必殺仕事人」では 第47話「悔し技情念恋火攻め」などに出演されています。
結婚もなされているのでお子さんもいるそうですが情報はあまりなかったので公表はなされていないようですね。
舞台女優・今村文美は劇団前進座に所属
劇団前進座というのは創立87年の歌舞伎劇団であり、創設時、幹部ではない下級俳優が結成したことからそう呼ばれており、尾上菊五郎劇団と並び、主に市井の庶民・江戸っ子をリアルに描く世話物を得意としている劇団です。
レパートリーは歌舞伎・時代劇・現代劇・児童劇と多彩なもので、創設直後から「演劇のデパート」という異名をつけられていたほどです。
旗揚げ時から女優陣が多く所属するという当時では異色の編成で、配役の一部を女性が演ずる歌舞伎を出すことも多いみたいですね。
一か所だけでなく全国津々浦々を巡回公演しており、日本のはずれでも、地元草の根の演劇鑑賞会・市民劇場などである観劇団体の招聘に応じてなんと第一線俳優が出向いて大劇場と同じように芝居をし、給与制をとっており興行収入によって、座員の生活を保障する事が創立以来の理念であるそうで、有名は方であればかなりの収益を得ることができそうですね。
ちなみに、兄である藤川矢之輔さんと夫の山崎辰三郎さんは同じく劇団前進座に所属しており、インタビューではこのように話しています。
鳴門(インタビュアー)「お2人はいわゆる職場結婚ですよね。」
山崎「そういえばそうです。劇団では結構ありますよ。生活サイクルも同じだし。」
鳴門「同じ舞台に出るというのはどんな気持ちですか。」
今村「今回の父加納市左衛門役の(藤川)矢之輔は兄ですし、家族だからといって特に違和感はありません。」
山崎「夫婦役もしたことがありますよ。やりにくいところとやりやすいところ、両方ありますね。」
ということで、仲もよく劇団の中ではこのお二人だけでなく他にもあるようですね。
今村文美さんは、笑ったり泣いたりを共有できるすてきな運動で、私たちも楽しんだ心が残るような作品をつくっていきます。とこの劇団前進座を語っていました。
舞台女優・今村文美の趣味は社交ダンス
同じくインタビューにてそのダンスのことを語っていました。
鳴門「今でもご家庭内では芝居の話が多いですか。」
今村「そうでもないですね、むしろ普通に、子供の話とか。」
鳴門「お子さんもこの世界を目指されているのですか。」
今村「踊りを3歳から教えましたが、つい厳しくなっちゃって逃げられました(笑)。
芝居を観たり応援もしてくれますが、この世界に入らず独自の道を歩んでいます。
私たちも、この世界の苦労を知っていますし、無理にすすめるつもりはありません。」
鳴門「前進座は世襲制ではないんですよね。」
今村「そういうところから飛び出したのが前進座です。」
山崎「松竹さん(の歌舞伎の世界)は未だにかたくなに世襲制を残しています。
そのいいところもあるでしょうけど、松竹さんでは、私のような田舎から出て歌舞伎でも大きな役をやるという道が閉ざされているというのは、大きいと思いますよ。」
趣味である社交ダンスか演劇であるダンスかはわかりませんが娘さんにも教えようとしたところ逃げられてしまったみたいですね。
両親ともに同じ世界なのでどのような劇をしてくれるかは気になるところですよね。
その他の趣味一覧
自身の公式プロフィールでは日本舞踊、ドライブ、温泉、身体を動かすことが好きと書かれていました。
劇団の方なのでこれらが好きでも納得ですが、ドライブというのは意外ですよね。
公演で伊豆などの旅行先にもかなりいかれているようで、ブログでは公演の翌日に観光をしていたり、ドライブインで石川さゆりさんの歌を歌わずにはいられない気分といっていたりと満喫している様子でした!
実力派の女優の方のようなので、これからも陰ながら応援させていただきます。